指数理論を知って的中率アップ!代表的な4つの指数理論の特徴を紹介

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最近では、競馬予想サイトなどで独自の指数理論を使った予想を提供していますよね。

「スピード指数」「コンピ指数」「馬場指数」「期待値指数」など様々な指数理論がありますが、これらの指数理論は何かを知っている方は少ないかもしれません。

中には、「とりあえず指数を使っておけば的中率が上がるでしょ。」と思っている方もいますが、指数理論についてを知っておかないと本来の使い道や使う場面を逃してしまうでしょう。

そこで、当記事では競馬指数理論とはなにか、代表的な指数理論「スピード指数」「コンピ指数」「馬場指数」「期待値指数」の4つを紹介していきます。

ぜひ、当記事でどのような指数理論は何かという知識を覚え、どのような指数理論があるのを知り、競馬予想に役立ててください。

競馬予想に重要な競馬指数理論とは?

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普段から自分で競馬予想を行っているものの、なかなか稼ぐことができない方がまずファクターに取り入れようと考えるのが「指数理論」ではないでしょうか?

「指数理論」を加えれば予想の精度が上がると考えている方もいますが、指数理論とはいったい何のことか知らない方も少なくありません。

指数理論を簡単に説明すると、競走馬ごとの強さを数値で表し、簡単に比較できやすくしたものです。

つまり、自分の考えなどを予想に加えるのではなく、データから客観的に算出された指標ということになります。

指数理論を使うことで、今までの自分の予想とは異なった予想を考え出すことも可能となりますし、予想の精度を上げていくのも可能かもしれません。

しかし、指数理論は単純にデータから算出された数値のため、必ずしも的中する馬券を見つけることができないのには注意しなければなりません。

代表的な4つの指数理論

現在インターネット上や新聞、専門誌などには様々な独自の指数理論が誕生しています。

その全ての指数理論が完璧ではないので、その指数理論だけで必ず的中させられるわけではありません。

もし、精度の高い指数理論を見つけたとしても、その日の馬場状態や競走馬の状態によっても結果が左右されるので高い的中率や回収率を継続して獲得していくのは難しいでしょう。

しかし、指数理論は競馬予想に加えるファクターとしては重要な情報となることは間違いありませんし、馬券予想に大いに役立ちます。

指数理論は数多くあるので、その全てを紹介することはできませんが、代表的なものは次の4つとなります。

・スピード指数
・コンピ指数
・馬場指数
・期待値指数

こちらでは、それぞれの指数理論の特徴について紹介していきます。

最も有名なスピード指数

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指数理論で最も有名なのは「スピード指数」ではないでしょうか?

スピード指数は、各競馬場のタイムと競走馬の走破タイムを比較し数値化したもので、競馬予想には欠かせない「基準タイム」と「走破タイム」を比較して算出したものです。

そのため、スピード指数を見ることによって競走馬本来の能力を知ることができますが、競走馬が全力で走っていない場合もあるため、スローペースなレースの場合、効果を発揮しないこともあるでしょう。

そして、それらの問題点を改善させた指数理論が「タイムフィルター」や「西田式スピード指数」です。

また、スピード指数の歴史は古く、1992年にアメリカで人気だった競馬新聞「デイリーレーシングフォーム」にスピード指数が掲載されたことが始まりと言われています。

しかし、さらに深く調べていくとスピード指数は「アンドリュー・ベイヤー」という方が発祥で、その後、西田 和彦さんが日本で広めていったそうです。

日刊スポーツ社の指数理論コンピ指数

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日刊スポーツ社が独自に算出する「コンピ指数」は聞いたことがある競馬ファンが多いかもしれません。

コンピ指数は「スピード指数」を基に作られた指数理論の一つで馬の能力を数値で客観的に確認できる指数理論となります。

競走馬の能力が数値化されているので、他の競走馬と比較しやすいのでレース展開など簡単に予想できます。

しかし、コンピ指数を算出する方法は公表されていないので、何から算出された指数なのかは分かりかねます。

そのため、コンピ指数を使った予想になると、日刊スポーツ社頼りになってしまうのは問題かもしれません。

そのため、コンピ指数一つの指数理論に頼るのではなく、他の予想理論を加えて馬券予想することをおすすめします。

競馬場のコンディションが分かる馬場指数

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開催日ごとに変わる馬場状態のコンディションを数値化し、分かりやすくした「馬場指数」という指数理論があります。

この馬場指数は異なる馬場状態などの条件下で行われるレースを比較する材料となるでしょう。

例えば、「走破タイム」が遅いレースであってもそのレースの馬場指数がプラスになっていれば低評価にする必要はありません。

各場の走りを馬場指数と比べていくと、その対象となる競走馬が得意とする馬場を知ることができるでしょう。

利益のプラスを目指す期待値指数

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競馬の能力をファクターとするのではなく、単純に利益がプラスになることを目指す「期待値指数」という指数理論もあります。

指数理論と聞くと基本的に競走馬の能力を確認できる指標ですが、「期待値指数」は利益を出すことに重点を置いた理論です。

競走馬の能力を見極めるのも重要にはなりますが、いくら勝てそうな馬券を購入したとしてもマイナスになってしまっては意味がありません。

こうした、マイナスを防ぐために考え出されています。

単純に馬券を的中させて楽しみたいという方にとっては不要な指数理論かもしれませんが、継続的に馬券を購入して回収率を上げていくことを目標にする方にとっては非常に重要になります。

競馬で的中させるだけではなく、本当に稼ぎたいと考えているのであれば、能力を見極める指数に加えて「期待値指数」をぜひ活用してください。

まとめ

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以上、当記事では競馬予想に使える指数理論について解説しました。

最近は独自の指数理論を公開するサイトやメディアなどが増えてきており、本当に使える指数理論が少ないのも事実ですが、指数理論は馬券の的中率を上げるには必要不可欠な存在です。

精度の高い指数理論があったとしても、開催日の馬場状態、競走馬の状態、騎手の体調など、その日ごとに条件が変わってくるので、どのような場合でも活用できる指数はないでしょう。

そのため、「精度の高い指数理論」を利用するのではなく、「指数理論の使い道」や「指数理論を使う場面」をきちんと把握し、利用することが大切です。

「指数理論の使い道」や「指数理論を使う場面」を把握することができれば、指数理論本来の実力を発揮できますし、さらなる精度の高い予想が望めるでしょう。

また、指数理論は確かに競馬予想の重要なファクターの一つとなりますが、指数ばかりに拘ってしまうと、数字ばかりを追うようになってしまい、本来の競馬の楽しみを失ってしまうかもしれません。

それでも、指数を使って競馬予想で稼ぎたいと考えているのであれば自分なりに指数の組み合わせを考えたり、独自で指数を作ってしまうのも面白いです。

当記事では、代表的な指数理論「スピード指数」「コンピ指数」「馬場指数」「期待値指数」の4つを紹介しましたが、この4つ以外にも指数理論はいくつもあるので、ぜひ自分にあった指数理論を見つけ、より良い組み合わせで競馬予想できるようにしていきましょう。